マレーシア国旗I LOVE MALAYSIA我愛馬來西亞

HOME
Malaysiaってどんな国?
マレーシア語って?
マレーシアの国産車
マレーシアの交通事情
マレーシアの食べ物 vol.1
【肉骨茶】
マレーシアの食べ物 vol.2
【鶏飯】
マレーシアの食べ物 vol.3
【超簡単 唐辛子ソース】
マレーシアの食べ物 vol.4
【マレーシア カレー】
マレーシアの食べ物 vol.5
【焼きビーフン】
マレーシアの食べ物 番外編
【マレーシアの市場】
マレーシアの音楽シーン
Langkawi
Melacca
マレーシア関連書籍
マレーシア掲示板
マレーシアに関する情報やQ&Aの場として活用していただければ幸いです。
管理人のホームページ
malaysia@fromkc.com


【マレーシアの食べ物 vol.1 】 

“÷??’??@?uBAK?@KUT?@THE?v “÷??’??@???^1
[BAK KUT THE]

 多民族国家マレーシアの食文化に触れるには屋台へ出かけてみるのが一番です。どんな味なのかはわからなくてもショーケースに吊るされた鶏肉や豚肉、ショーケースに入った太さの違う麺やビーフンを見ているだけ楽しいものです。いざ自分が一人で注文するとなると困ってしまうのですが、ローカルの案内役がいれば、おいしい屋台へ連れて行ってくれて注文もしてくれるので助かります。

 マレー系の方はイスラム教徒なので豚肉を扱っている中華系屋台には足を運びません。逆に中国系の方々はマレー系屋台でもインド系屋台でも、おいしいものがあれば食べに行きます。 ここでは私が食べたマレーシアの食べ物を紹介していきたいと思います。第1回目はマレーシア独自の中華料理【肉骨茶】(バクテー)を紹介いたします。肉骨とはスペアリブ(骨付き豚ばら肉)のことですが、お茶ではありません。鍋料理です。骨付きばら肉や内臓を漢方薬のスープで煮込んだ鍋料理です。スペアリブから出る濃厚なスープが漢方のスープとマッチして非常においしい鍋料理です。マレーシアでは休日の朝に食べることが多いと言っておりました。
 肉骨茶の作り方(レシピ) | ローカル食材
【肉骨茶(バクテー)屋さんへ行きました】
久しぶりに家族でマレーシアにいきましたので早速、肉骨茶を食べにいきました。行きつけの肉骨茶屋さんです。妻のクラスメイトの実家が経営しているお店だそうです。

ガス台に置かれた鍋には肉骨茶がぐつぐつといい香りを出していました。
唐辛子醤油は豚肉につけて食べます。マレーシアの食堂では必ず唐辛子が常備されています。
注文したものは肉骨茶とポットのお茶とご飯です。
湯飲み茶碗は熱湯の入ったタライに入ってきます。湯飲みを熱湯で消毒して取り出してお茶を注ぎます。ポットのお茶が無くなればお湯を入れてもらえます。ポットのふたを外してずらして置いておくとお湯がなくなった合図です。
ご飯は白いご飯の他に写真のような炊き込みご飯のようなものもあります。
しばらく待っていると、やって来ました肉骨茶!!
レタスと湯葉がトッピングされた熱々の登場です。
みんなで突っついてレタスと湯葉を馴染ませます。
いい感じに馴染んできました。さあみんなで食べましょう。
我が家の子どもたちも大好きです。バクバク食べてました。
ご馳走様でした。完食です。あー美味しかった。

【肉骨茶(バクテー)の作り方 】

 材料(3,4人前分) 数量はお好みで調整してください。
肉骨茶の素 1 なにはともあれこれが大事です。といっても日本のスーパーでは売ってないと思いますが近所のエスニック食材店を探してみましょう。我が家ではマレーシアから送ってもらっています。インターネット販売でも入手可能です。

自然堂食品 こちらのサイトにて1袋290円で販売しておりました。
骨付き豚ばら肉 500g スーパーで売っている骨なしのばら肉のブロックでも問題ありませんが、骨付きの方が濃厚なスープが出ます。肉専門店でスペアリブといえばわかると思います。お店で切ってもらった方がいいでしょう。
レバー、モツ 150g ばら肉だけだと飽きるので、好みで加えます。
油揚げ 3枚 スープを吸った揚げは非常においしいです。
レタス 1個 濃厚なスープにシャキシャキのレタスがとても合います。
中華醤油 少々 中国のお醤油です。日本の醤油よりも甘みがあり、色が非常に濃いのが特徴です。
少々 普通の塩です。
にんにく 少々 にんにくを2、3かけを入れます。皮のままでもOKです。
唐辛子 少々 付けタレに刻んで入れます。


 作り方
  1. 骨付きばら肉、モツを沸騰したお湯で軽く湯通しして臭みを消します。
  2. 油揚げとレタスを食べやすい大きさに切ります。
  3. 土鍋に水を入れて沸騰させます。
  4. 沸騰したら土鍋に肉骨茶の素、骨付きばら肉、モツ、にんにくを入れます。 漢方のにおいがキッチンに充満します。このにおいでうまそうと感じれば、立派な肉骨茶通です。
  5. 中華醤油と塩で味を調え、あとはひたすら煮込みます。(1-2時間)
  6. 肉がかなり柔らかくなったら、レタス、レバー、油揚げを加えます。
  7. レバーに火が通れば完成です。
  8. 中華醤油に刻んだ唐辛子を入れたつけダレを作ります。香菜なんか入れても美味しそうです。
 ローカル食材について

■肉骨茶の素
 日本で肉骨茶を作ろうと思ったときに問題になるのが肉骨茶の素です。マレーシアの一般家庭で作る場合は、写真のような肉骨茶の素を使用します。RM3前後(約100円)でスーパーなどで売っております。漢方の薬局で独自ブレンドで作ってもらうという方もいるかもしれませんが、一般的にこのような素を使います。日本におけるカレールーみたいなものでしょうか。中身は麦茶パックのようになっており、お湯に入れてスペアリブと煮込みます。

 漢方にあまりなじみのない方には、かなりキツイ漢方独特の香りに参ってしまうかもしれません。私もしばらくは、なじめませんでしたが、不思議なもので数回食べているうちに、病み付きになるおいしさです。
■中華醤油
 中華料理の味付けによく使われる醤油です。甘みがあり色が濃い醤油です。中華街の食材屋さんではよく売られておりますが、一般スーパーではあまり見かけません。日本の醤油での代替もできますが、コクが出ないと思います。エスニック食材店やインターネット販売で入手可能なので、ぜひお試しください。
TOP