【マレーシアの交通事情】
【マレーシアの国産車】でも紹介しておりますが、マレーシアの運転マナーは非常に悪いので運転する場合は注意が必要です。 旅行に役立つ情報は無いかも知れませんがマレーシアで感じた交通に関することをご紹介したいと思います。
【Roundabout】
イギリスが発祥の地とされる環状交差点ですが、かつてイギリスの植民地ということもあり、マレーシアにもたくさんあります。ラウンドアバウトとは交差点がロータリーになっていて時計回りで車が回っています。回っている車が優先で、空いてるすきに回っている車の流れに合流します。合流後は自分の行きたい方向で、回っている車の流れがら出るという交差点です。
信号に比べ、だれも来ないのに赤信号で待っていなければならないとか、停電でも問題ないという利点があります。日本の道路交通システムもイギリスがモデルのようですが、日本にはなぜか無いシステムです。慣れないと、ずっとグルグル回ってしまいそうですが「右からの車が絶対優先」というルールを守れば大丈夫です。
【車検】
車検はなかなか面倒なシステムですが、マレーシアでは商用車のみで一般の乗用車に車検義務はありません。そのため日本ではお目にかかれないようなボロボロの車もよく走っています。ドアミラーが無い車とか割と多いです。
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この車は日産サニーです。妻のおじさんが何十年も愛用しているそうです。ドアミラーもエアコンもありません。塗装もはげてますが、まだまだ現役です。窓を開けて走れば助手席の前にある扇風機から吹く風も心地いいです。 |
【MOTO】
バイクも身近な庶民の足です。渋滞でもすり抜け可能で、パーキングがなくても気軽に止められ、年中温暖な気候なのでバイクも沢山見かけます。一家で3人、4人乗りしたバイクもめずらしくありません。ほとんどが125cc前後の小型バイクです。
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街のバイクやさん |
バイクの駐輪場 |
【マレー鉄道 KTM】
スズの輸送のために敷設されたマレー鉄道はシンガポールからタイまでを結ぶ国際列車です。のんびりと列車の旅をする場合はお勧めです。時間通りに運行しませんので時間に余裕のない時は他の方通手段を考えましょう。
クアラルンプール首都圏近郊ではKTM Komuter(KTMコミューター)という電車もあります。こちらは近代的な電車です。
写真はKLUANGからシンガポールへ向かう時のものです。
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6:31の列車に乗るために頑張って早起きしました。まだ夜明け前です。 |
時刻表はあって無いようなものです。
かといって時間通りくる場合もあるので、時間通りに駅に向かったのですが… はやり2時間遅れでした。 |
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遅れる列車をホームでのんびり待っている人々です。 |
すっかり夜が明けて日も高くなってきました。 |
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ようやく乗った列車内の様子です。 |
シンガポール駅です。
着いたのはお昼過ぎでした。 |
【LRT(Light Rail Train)】
首都KLにはPUTRA LRTとSTAR LRTの2つのLRTがあります。これらのLRTとKTMコミューターがクアラルンプールでの電車移動手段です。路線図
鉄道に関しては【旅の車窓から 鉄道ファンの海外旅行】にて紹介されております。
「世界の鉄道旅行紀行」のマレーシア クアラルンプール・マラッカ 編で詳しく紹介されています。 |